エェコさんの連載、突然父が倒れた! 父の全てを背負った日々を1人娘が振り返る vol.20 をお送りします。(前回の記事はこちら)
今回は、エェコさんのお父さまの介護で後悔したお話の中の一つ、エェコさんのお子さんと、お父さまを対面することについてです。








父が倒れた時期はコロナ禍が一番酷かった時期。
入院したら退院か死に際しか会えないよと言われていた過酷な時期でした。
ずっと孫と会いたいと言っていた父が会えたのは亡くなってから。
父の娘としては亡くなった後でも会わせてあげたいしあげたいし、孫にお別れもさせてあげたいと思ったんですが…
元気だった父の姿しか知らない子ども達に突然亡くなってるショッキングな姿を見せるのはダメでした…。
事前に病気で亡くなったから痩せているとかは伝えたんですが…そんなの想像できませんよね。
娘はそれ以来、他の葬儀でも棺には絶対近寄らなくなってしまいました…。
当時は完全に「父の娘」寄りになっていたので「子ども達の母親」という部分が薄くなっていました。
猛省です…。
父はスマホの操作は「電話をかける・受ける」しかできなかったため、ビデオ通話や写真など送ることができませんでした。
私が面会に行ければできたんでしょうが、コロナ禍でそれもできず…。
今でも入院の面会は「中学生から」「高校生から」「大人のみ」という感じで小学生以下はダメなところが多いと聞きました。
亡くなる場合だけでなく、退院した時も姿が変わってビックリしちゃうお子さんがいるかもしれません。
そうすると大好きだったおじいちゃんおばあちゃんが恐怖の対象になってしまいます。
お互い悲しいですよね。
可能でしたら「今はこんな姿で頑張ってるよ」と写真やビデオなど…事前に見せられたらお子様もワンクッション置けるんじゃないかなと思いました。
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