突然父が倒れた! 父の全てを背負った日々を1人娘が振り返る vol.16
終いきれぬ実家、しまいきれぬ思い出。

私は以前から、父の実家終いが辛すぎたので「少しでも自分でやってくれ~」と言っていました。
それは今でも変わりませんが…自身でやろうとしている叔父を見て切なくなりました。

自分でやっても苦しいし、子どもがやっても辛いし…
思い出をどんな形であれ「手放す」っていうのは、本当に勇気がいると思います。
…父にはその勇気がなかったのかもしれない。

母が亡くなってから、母の物を処分しなかったのも、あの高い家賃の団地に住み続けたのも…そうだったのかもしれませんね。