突然父が倒れた! 父の全てを背負った日々を1人娘が振り返る vol.2
「本人が元気だったうちにやっておけばよかった」

こんにちは、エェコです。 前回は「介護における隣の芝生は青く見える」を描きましたが、
今回は「本人が元気だったうちにやっておけばよかった」です。

これは本当に多くて…多分、親の介護や看取りは後悔の連続だと思うのですが…
私が特にやっておけばよかった~と思う事を描かせていただきたいと思います。


一番最初に思いつくものはやはり「親の資産把握」です。

すっごい聞きづらい事だと思います…!わかってます!私も聞けなかった…!
「遺産目当てか?」とか「親の死を望んでいるのか?」とか思われそうで嫌だったし
私の場合は高確率でプライドの高い父と大ゲンカになります。

親のほうも「親」っていう立場が「子ども」には話せない、話したくないって気持ちがあると思います。
それもわかります!私も子どもに預金残高いくらか聞かれても話し辛い…。

でもね、やっぱりなんらかの形で知っておく必要…あると思うんですよ…!
親御さんがまだまだ元気だから必要ないでしょ、とか思っても「もしも」って突然やってくるんですよね…。
その時に親のお金がない…と判明した時のショックは…ハンパないです。

ただでさえ親の容態が悪くて不安なのに、そこにきてお金がない、入院費も払えるのかわからない…となった時、容態の不安が「これからへの恐怖」「親への憤り」と混ぜこぜになって、本当に精神的に参ってしまいます。

病気・怪我は誰にも責められないけど…お金に関しては元気なうちに相談できると思います。
第3者を交えてもいいし、文章にして教えてもらう…
なんなら私の苦労漫画をみせて「こんな事になっちゃうんだぞ!」と 説得してもいい!

全体とはいかなくても、ある程度把握して、「もしも」のために子世代も親世代も備えてもらうと…
その時がきても精神的負担がグッと減ると思います。

私も「父の容態の心配だけしていたかった…」と何度思ったことか…。
私の後悔が誰かのお役に立てれば幸いです。