ショートステイで過ごす日常
– 清水さん(90)の場合 その2–

40代に入ってからセカンドキャリアとして、介護の仕事を始めた、吉田美紀子さんがショートステイで働いていた時のエピソードを連載中です。今回は、前回の続き、90歳の清水さんのお話です。

吉田さん自身も、介護の仕事を始める前は「人間は歳を重ねていくと、欲も消えて仙人のように達観した性格になる」ような気がしていたそうです。

ですが、この清水さんのように人との関わりが好きな気質やチャキチャキ働いていた頃に培われた性分、それは90歳の今も変わらずある人も沢山いらっしゃって、

だからこそ、ショートステイでも、ただ介護を受けるだけでなく、もっともっと可能な部分で仕事をしてもらう、役割を持ってもらうことができるような仕組みがあるとよいと思ったそうです。

もしかすると、あちこちの施設で模索している事かもしれません。