GO!GO!介GO! コレが我が家の介護デス vol.6 〜“第一回・兄妹会議”について〜

GO!GO!介GO-!
兄弟会議の話
父の症状は進む一方で母の体力、心労も募るばかりでした。当時の私は毎日会社通いだったのでメインで介護するのは母でした。
そこで私は兄・妹・弟に当時の父の状況、問題点などを話し合う場を設けることにしました。
まずは皆がわかりやすいように資料を作成、印刷して配布。
①まずはもう一度父の病気についておさらい。
当時の父の病気の進行度の説明をしました。
②当時の父の日常生活について
一週間の流れを月曜日から日曜日まで説明。起床から就寝までの24時間の流れも説明しました。
また、当時起きていた様々なトラブルを兄妹にエピソードで紹介。
行方不明事件や、動作の変化、人格の変化、睡眠中に悪夢をみて幻覚を見ることが増えたなど…。
中でも、一番困ったのは排泄問題。
このこともしっかり共有。
③兄妹の役割分担について  長男:物資支援や病院での重要な説明の際は付き添いなどを担当。
長女(私):母と共に父のメインサポーターを担当
次女:父を外出させたり何かあったらすぐに駆けつける担当
次男:子どもを連れてきて父への刺激を与えたり、母の話を聞く担当
④今後父とどう過ごしていくかのまとめ  兄妹が四人もいるのだから、今こそみんなで協力しあって各々ができる後悔のない親孝行をしようと着地。  1日の大半が介護の母はとにかく疲弊しているので、
今後の目標は、母の負担を減らして、父とこれからも家で穏やかに暮らせる方法を考えたいです。

今回は父の症状が進行して中期の頃に行った「兄妹会議」のお話を書かせていただきました。

この頃は父に様々な変化が激しく起きていて母と私だけでは抱えきれなくなってきた時期です。
当時の私は毎日深夜まで出向先で働いていたために介護のメインパーソンは母でした。

母も前期高齢者なので朝から晩まで父の介護一色で相当疲弊していました。

うちは4人も兄妹がいてそれほど遠く離れて暮らしていないのだから兄妹それぞれができることがあるはずだということで「第一回・兄妹会議」を開催しました。

それまでは実は悶々としていたのも正直なところでした。

というのも私は結婚が兄妹より遅かったので父の病気が進行する中での結婚となり、夫も状況を理解してくれて平日は実家で寝泊まりして父のサポート・週末は嫁ぎ先に帰るという「週末婚」スタイルをとっていたので、なんで自分だけが・・・という気持ちも多少はありました。

しかし「各々の環境も違えば介護に対する意識も違う」私の感情を押し付けてはダメだし、客観的に話しあう場を設けなければならない。

まずは「父と疲弊している母の負担を軽くするべく具体的な方法を探そう!」と会議を開いて無事終了できたのは最後に弟に言われたように「喧嘩になる」のを回避したく、資料に分かりやすくまとめて配布したおかげで皆が感情的にならずに話し合えたことが一番の肝だったと思います。

お互いに父のことを想っているのは共通認識だったこと・父がかつて子供達を愛情深く育ててくれたからこその着地ではあったと思います。

とはいえ父のことで兄妹同士で言い合ったり泣いたりとかも全然あるので綺麗事ばかりでないのも正直なところです(笑)