冒頭でお伝えしたように父の現状は要介護5という介護度が高い状態。脳梗塞の発症で命の危機でしたが何とか脱してくれた父。いつまた何が起きるか分からない状態ではあり限られた時間を父にとって穏やかで温かい日々を過ごせるようにと自宅介護を決断しました。
現在は母と私が二人でメインで介護中。
悩み・不安も尽きないのも正直なところですが兄妹や医療・福祉の方々の協力があってなんとか過ごせています。
父の病気の気づき・発症から約10年ほど・・・
当たり前だと思っていた日常が、父が、変わっていく様は本人はもちろん家族も非常に受け入れ難い状況でした。かつての父の姿、考え方、温かな人柄と楽しい想い出が沢山あるだけに病気の進行と共に辛いと感じる出来事が多かったことも。
介護していると忘れてしまいがちだけれど病気になる前の父との共に過ごした時間の方が圧倒的に長く、忘れてはならない父の本来の姿。それを思い出しながら父を支えてきました。
今後、掲載させて頂くのは元気だった父が現在に至るまでの介護記録をイラストを交えてコミックエッセイ風に描かせていただければと思います。
今だからあの時こうすれば良かったと思ったことや、福祉・医療の方々から頂いたアドバイスなども盛り込められればと考えてます。現在介護中の方との意見交換や、これから介護を迎える方へちょっとしたヒントになったら嬉しく思います。
今回このような企画を頂き、絶賛介護中では目まぐるしい日々を送る私にとって改めて「父とのこれまでと、これからと」に向き合う良い機会を頂けたと思うので、介護にまつわるお話を色々とさせて頂ければ幸いです。
拙い表現も沢山あると思いますが今後とも宜しくお願い致します!